結構好きおすすめ度
★★★★☆
「生き地獄天国」でカリンちゃんの生き様・エッセイストとしての力量に、注目してたので、たまたま入った本屋でこの本を見かけた際、一気に立ち読みしてしまいました。
「生き〜」では、いじめの原因として、夢を奪ったものとして触れられていた「アトピー」が、この本のメインテーマ。読むまでは「ニキビのひどい奴並」位の苦労なのかな?と思ってたのですが、重度の患者さんたちはここまで、大変な暮らしを送ってるとは・・!って感じでしたね。土佐清水病院への巡礼の旅とか。
どっちかというと闘病モノは感動の押し付けっぽくてあまりすきではないんですが、カリンちゃんのちょっと自意識過剰なんだけどドライブ感溢れる力強い文章で笑ったり感心したり・・と一気に読み終えてしまいました。またファンになっちゃったね。
アトピーは「わけわかんない」って意味だったという事実にへぇーX3。
アトピーの精神的痛手はどれだけ知られているのだろう
おすすめ度 ★★★★★
笑いながら読める、という意見が多いようで…、冒頭の「ぬらりひょん」と「かまいたち」なんかはよくぞそんな言い得て妙な表現をしてくれた!って感じで、その体験者である私も声を出して笑ってしまいました。
だからといって、ただの面白い読み物として、読後に記憶から抹消しないで下さい。ここには、多くのアトピー本には書かれなかった、というかおそらく医師には考えも及ばないような精神的な痛手が生々しく告白されています。
子供独特の残酷なイジメ、常に抱えなければならない劣等感、自らの手で呪われたように掻破し続ける罪悪感、家族の無理解や家庭の不和、を引き起こしたまた罪悪感…。
ステロイドを長年使用して来た患者が、いわゆる「アトピービジネス」に直面した時、それが一体どれほどの魅力を放って命綱の如く錯覚させるものか、想像したことがありますか?もうそれはほとんど宗教のように、地獄の日々から毎日救われる日だけを夢見て、新しい救世主の存在を同じ問題を抱える友人知人に広めようと、無意識に布教奉仕活動までしてしまう位、強烈に脳裏に刷り込まれてしまう洗脳現象です。
しかし、「リバウンド」という日本語でもない曖昧な語感から想像するには余りにも凄惨な悲劇は、社会生活が困難になり、人目に触れないという点から、これだけアトピー論が盛んになった現在でも、現実問題としての危機感が薄いという傾向にあります。
ただ治りたいだけなのに、怒られ、嫌われ、蔑まれ、騙される、アトピーという見た目に現れるが内面の方がより深く病んでいく皮肉な病気について、一般の人にも擬似的に理解できる本だと思います。
同じ体験をした人は、電車で読まないほうがいいですよ。涙が止まらなくなります。
気持ちいい!!
おすすめ度 ★★★★★
私もアトピーに悩まされ続けてきて、これまでアトピーだということを認めようとしてこなかった。それをこの人は「アトピーの女王」とまで言い放って、これまでのアトピー人生をこれでもかというくらい熱く語っている。アトピーであることをこんなにかっこよく語ってくれている人を見たのは初めてだった。読んでよかった。こんな人もいるんだ。
ヤケクソで最高!
おすすめ度 ★★★★★
どんな本かと一言で言うとしたら、アトピー患者がヤケクソで書いている本、ってところでしょうか。何だかあまりにもヤケクソで面白かったです。特にアトピー患者の周りの人に是非読んで理解して欲しい一冊です。
アトピーの本はこれでもかというくらい色々出版されていますが、どれもお医者さんだったり、健康食品の取り扱い者だったりで、患者側からの気持ちが綴られているものは殆どなかったような気がします。私もアトピーに悩まされていますが、周りには中々本当の辛さを伝えることが出来ないし、わざわざ伝えようともしません。でも、この本を周りの家族、友人に読んでもらえれば、少しは理解してもらえるかなぁと思いました。私も主人に読んでもらい、気持ちが楽になりました。
軽い気持ち!で一気に読める本です。
おもしろい!!
おすすめ度 ★★★★★
私もアトピー初心者なのですが、これから自分がどうやって治していくか
自分なりに選ぶ参考になりました。
体はって経験する前に、いろいろわかってとても参考になりました。
ほんと、明るく治療していくぞっという感じです。
概要
アトピー歴27年、3人姉弟のうち2人がアトピーという一家に生まれた著者が、情けなくて誰にもいえなかったアトピーの苦悩と悲劇と悪戦苦闘と憤マンを笑い飛ばす、ステロイドより効く、アトピーストレス解消エッセイ。
出版社 太田出版編集部
情けなくて誰にも言えなかったアトピーの悩みを一緒に笑い飛ばそうアトピー歴27年、3人姉弟全部がアレルギーを持つ自称「呪われた一家」に生まれた著者が赤裸々に描く、ステロイドより効いて副作用なし、読めば救われるアトピーストレス解消エッセイです。アトピーという「訳のわからない」というフザけた意味を持つ病気に翻弄され、温泉旅行も海水浴も生涯諦め、イジメや一秒で強制終了となった初恋の屈辱にも耐え、職業選択の自由もなく、ステロイドの副作用に怯えながら、ときには自暴自棄に、ときには悪態をつきながら悪戦苦闘する自分の姿を、著者はあくまでコミカルに描いていきます。まるでそうして自分を笑っていないと、アトピーという不思議な病に押し潰されてしまうかのように。痛々しいほど切実で、だけど勇気に満ちたこの本をアトピーの人も、そうでない人もぜひ読んでいただきたいと思います。