著者は長年にわたり小食療法で成果を上げてきたお医者さんとして、知ってる人は知っている有名な先生らしいですが、私はこの本で初めて知りました。朝飯抜きで健康になるなんて、これまでの常識からはずれているので、胡散臭くて半信半疑でしたが、とにかく、「半日断食」を実行してみました。朝御飯抜きですが、昼と夜は普通に食べて飲んで4ヶ月、体重が5kg減り(!)、さらには糖尿病と判定されていた血糖値が完全に正常値になっていました。何がなんでも断食が一番という著者の主張(信念)は必ずしも同意できないんですが、少なくとも私には効果抜群でした。お金もかからないし、一度、お試しあれ。
朝ご飯抜きの物凄い効用おすすめ度
★★★★★
意外な事に、朝食をとるよりも抜く事の方に健康の根本が存在していた。
前日の夕飯から今日の昼食まで、水分だけは十二分に摂取し、18時間の食事を抜く半日断食の正しい方法と効用が紹介されている。
身体は栄養を半日絶たれると自己融解を始めだし、細胞が勝手にエサ探しを始め、脂肪から血栓、腫瘍などを溶かして利用しだす。ガンが縮小するのもこの自己融解がもらたした効用と言える。
それ以外にも、眠っている本来の身体の力を呼び覚まし、体質からエネルギーの利用の仕方までも変え、環境毒素を排泄し、かつ免疫力を活性化させるという、人体の持つ自己治癒力を取り戻す効用があり、それらが解りやすく具体的に解説されているお薦めの一冊となっている。
家庭の医学書としても、是非一冊置いておきたいもの。
概要
半日断食は朝食を抜くだけの断食。継続して実行すれば、宿便が排泄され、宿便がたまるのを防ぐ。これによって肥満や体調不良が解消、病気が改善し、脳も若々しく保てる。半日断食の具体的な方法、体験談を紹介する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
甲田 光雄
1924年、東大阪市に生まれる。大阪大学医学部卒。元大阪大学非常勤講師。現在、日本綜合医学会会長、医学博士、甲田医院院長。中学、陸軍士官学校以来、病弱のため、しばしば休学をくり返す。その間、現代医学の治療を続けながら回復せず、これに絶望を感じ、以来、西式健康法、断食療法、生菜食健康法など、自然医学の研究に向かう。その後、桜沢式食養など各種の民間健康法を自ら実践・研究し、これらを応用するユニークな健康指導医として開業。もっぱら現代医学では難治とされる種々の疾患に挑戦して多くの治験例を挙げている